原発メーカー訴訟の最高裁決定は不服である為、国家賠償請求訴訟を起こすことを決定致しました
ノー・ニュークス権を主張し「体制の中枢に切り込む」裁判、原発メーカーを提訴しましたが、最高裁は棄却しました
原発事故の賠償責任を電力会社にだけ負わせる原賠法は原発のメーカーを不当に守るもの
裁判官は一度も福島を訪れず、安全な所に暮らし、資料だけ目を通し、何が解るのでしょうか?!(福島原発事故の被災者)
東電福島原発事故は終息していない!廃炉もできない!原発メーカーの無責任に気がつくこともない決定
司法は再びその職責を放棄し、国民の信頼を踏みにじった!
【2022年12月8日】最高裁は上告受理申立を「受理しない」と決定した。
理由は、単に「民訴法318条1項により受理すべきものとは認められない」である。
同条項は、「判例と相反する判断がある事件その他の法令の解釈に関する重要な事項を含むものと認められる事件」と規定されているものであり、本件がこれに該当しない理由が何も書かれず「認められない」の一言で一蹴するというのは、到底納得のいく判断ではない。
国民は真摯に審理する裁判所を期待し信頼していた。その期待に一切応えることの無い最高裁判所に原告団は抗議声明<ヒバクシャに学べ、日本国憲法の守護者・最高裁よ!>を送付し、弁護団は抗議の声明<司法は再びその職責を放棄し、国民の信頼を踏みにじった>を発表した。
最高裁の先に、裁判所の間違いを争う手段はない。司法における行動はこれが最後である。しかし、我々は司法をあきらめるわけにはいかない。なぜなら、司法をあきらめるということは、自分たちが生きる社会を見捨てるに等しいからだ。我々はまた立ち上がるだろう
最高裁までの経緯:
【2020年3月10日】「原発メーカー訴訟原告団」はNNR国賠訴訟原告団となり、国家賠償訴訟を起こしました。
【2021年8月31日】第一審の判決言渡があり、主文「1 原告らの請求をいずれも棄却する。 2 訴訟費用は原告らの負担とする」でした。
【2022年4月12日】高裁で「1 本件控訴をいずれも棄却する。 2 控訴費用は控訴人らの負担とする」との判決が下されました。
【2022年4月26日】最高裁に上告しました。
2022年4月12日 国賠訴訟控訴審判決が下された時の記者会見
2022年4月12日 街宣と報告集会
判決全文、訴状、証拠説明書そのほか期日資料はここをクリックしてご覧ください。
なお、記者会見は「動画」サイトにも載せました。
控訴審に向けて、2021年11月2日、控訴理由書及び星野豊氏の意見書を、12月3日には瀬木比呂志氏の意見書を裁判所に提出しました。
2022年1月30日(日) 講演会「裁判所の使命と役割を質すセミナー 」を開催しました。
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2020年8月3日 第1回 NNR国賠訴訟 リモート学習会
-日本の裁判所の現状、本来あるべき姿-
講師:元福井地裁裁判長 樋口英明氏
リモート学習会は終了し、ビデオ公開しました。
講演資料「私が大飯原発を止めた理由」(PDF/38 pp: ダウンロード)
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NNR国賠訴訟 2020年3月10日東京地裁に提訴後の記者会見 |
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本訴訟は非常に困難な訴訟ですが、極めて大きな意義のある画期的な訴訟です。ー本文を読むー
「原子力の恐怖から免れて生きる権利」=「ノー・ニュークス権」を高らかに宣言する。ー本文を読むー
原告側準備書面、意見陳述書/被告側答弁書等
Translation of the documents in German, Indonesian